徒然なるまま感想文63『人生がときめく片づけの魔法』
こんにちは、SIRISIRIです。
今日は、「ベストセラー読書」の一環として、
日本で140万部以上、世界でなんと700万部以上を売り上げたという
大ベストセラー本を取り上げたいと思います。
ジャンルは「実用本」ですが、
中身はそれを飛び越えた「自己啓発書」だと感じました。
だれもがぶち当たるあの問題をテーマにした本です・・・
『人生がときめく片づけの魔法』
いまやテレビ等でもおなじみのこんまり先生。
昨年は「TIME誌が選ぶ今年の100人」にも選ばれ、世界的にブレイクされました。
そんな、こんまりさんの初著書、
「リバウンド率ゼロの片づけ法」を教えてくれ、
かつ「片づけをすると人生に何が起こるのか?」
「なぜ、あなたは片づけても片づけても、片付かないのか?」
といった深いところまで書かれていて、
ノウハウ本の領域を超え、大変興味深く読むことができました。
この本の片づけ法はいたってシンプル。
まずは残すか捨てるかをある方法をつかって決めます。
その方法とは、「触ってときめくかどうか、感じる」こと。
実際に触って「ときめく」なら残し、
そうでなければ「全捨て」をする。
この「ときめくかどうか」で判断する、というのは
他の片づけ本にはない特徴だと思いました。
また、この作業をする際も、「順番」が大事で、
「思い出品から手をつけると、進まなくなるので、
衣類→本類→書類→小物類→思い出品、の順で決行する」
ことが重要だそうです。
もちろん、衣類には衣類の、本には本の捨て方や収納法があり、
詳しくは本書をお読みいただければ、と思うのですが、
片づけが必ずうまくいく「哲学」が語られているな~、
というのが全編を通じての感想です。
・まずは「捨てる」を一気に終わらせる
・必ずものを床に並べて、触って「ときめくかどうか」判断する
・書類は「全捨て」が基本
・収納の基本は「立てる」こと
・捨てる時は、「ありがとう」といって別れる
などなど、マインドの部分がメインで語られていて、
そこにメソッドが付随している、といっや構造でしょうか。
なので、読み物として大変おもしろく、
「自分に必要のない部分」がほかの実用書に比べて少ないのも
本書の特徴だと思います。
「片づけとは、人生に片をつけるということ」
「本当の人生は、片づけをした後に始まる」等、
人生に片づけがどう影響するのかということも、
実例を通じて書かれているので、片づけをする勇気が湧いてくる1冊です。
ぜひ一度読んで、片づけにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「片づけとは、人生に片をつけること」と、
この本では書かれています。
☆Amazon睡眠部門第1位!!『スタンフォード式 最高の睡眠』全国書店様にて好評発売中!