約1年ぶりの更新・・・そして、新たに担当した新刊
お久しぶりです。
気づけば、1年ぶりの更新となってしまいました・・・
『スタンフォード式 最高の睡眠』はおかげさまで
30万部となりまして、大変ご好評をいただきました!!
ありがとうございました!
で、最近、新刊を担当しましたので
こちらに載せたいと思います↓↓
『一流の頭脳』
アンダース・ハンセン著
スウェーデンで大ベストセラーとなった、
脳の潜在能力を最大限引き出す秘訣を紐解いた
翻訳書です!
著者のハンセン先生は、
なんとノーベル生理学・医学賞を決定する
脳の研究に携わった世界的研究者。
おかげさまで発売直後から好評をいただいておりまして、
たちまち重版決定、現在3刷となっております!!
医学研究の最前線にいたからこそ知る
これまで明かされることのなかった「脳の機密情報」を公開し、
集中力・記憶力・クリエイティビティ・抗疲労力・IQ・学力など
あらゆるパフォーマンスを底上げする秘訣が満載の1冊です!
もちろん、すべてエビデンスベースで
世界最新の医学的エビデンスが盛りだくさん、紹介されています。
「縄跳びをすると算数が得意な子になる」
「早歩きな人は、記憶力がいい」
「アイデアが降りてくるのは、屋外・屋内どちらのほうが高確率か」
「5分で集中力をピークにし、最短で最大のゴールにたどり着く方法」
など驚きのエビデンス満載ですので、
ご興味のある方はぜひお手にとっていただければ、と思います!
★『一流の頭脳』Amazonページはこちら↓↓
『スタンフォード式 最高の睡眠』3万部突破しました!!
徒然なるまま感想文66『まんがでわかる 伝え方が9割』
こんにちは、SIRISIRIです。
今日は、最近話題になっているコミュニケーション本を読みましたので、
さっそく取り上げたいと思います!
いつ読み始めたかというと、じつは昨日の21時から。笑
とはいえ、別に徹夜して読みふけっていたわけではありません。
24時には寝ておりました(『スタンフォード式 最高の睡眠』をつくった身としても、6時間睡眠は確保したいので)
なぜ、それだけ早く読めたかというと、
本書がコミック版のためです。
じつは私、コミック版の書籍を読んだことはこれまで読んだ
ことなかったのですが、今回初めて読んでみて本当に勉強になりました!
『まんがでわかる 伝え方が9割』
(佐々木圭一さん著、大舞キリコさん作画、ダイヤモンド社さん)
大ヒットした、シリーズ100万部突破したあの『伝え方が9割』のコミック版。
もちろん原版の『伝え方が9割』も読みまして非常に勉強になったのですが、
そのときはまさか「この本がマンガになる」だなんて思いもしませんでした。
じつはビジネス書を研究していると、
この「コミック版」という分野がここ数年、非常に盛り上がりをみせています。
ただ最近の傾向として多いのは、「わかりやすい本を、コミックにする」というもの。
コミック版といえば、以前までは、「やや難しいとされていたものを、マンガにしてわかりやすくしましたー!!!」という売られ方が多かったように思います。
(『7つの習慣』や『思考は現実化する』のように)
しかし最近は、原版がそもそもわかりやすい本であっても、コミック版にすることで「本を読まない」層に届くようにする――
本書をはじめ、
そんな「届き方」を変えて、内容の難しさに問わず、ベストセラー本を広げていく
というのが大きな流れとしてあるように思います。
(『マンガで人生がときめく片づけの魔法』や『マンガでわかる 超一流の雑談力』など)
もともとの『伝え方が9割』も本当にわかりやすくて勉強になったのですが、
コミック版になったことで、ストーリーが加わって、より前のめりになって読める感じがしました。
主人公の五十嵐舞はとある出版社に勤め、雑誌『BB』の編集をしている女性。
この女性が「伝え方」がまずかったことで、最初にいろいろなトラブルに巻き込まれるのですが、これが本当に「あるある」で、「こういうことって、本当にあるよな!」と強く共感できました。
この、「悩み」の部分に共感できることは非常に大事で、
「自分の事、わかってくれてる」感、「この本はわかってくれている」感があることでページをめくる原動力になるような気がします。
そんなトラブルとは……
・仕事相手の準備が遅くて「あの~そろそろ~」と伝えようとしても、
相手は早く動こうとしない
・デザイナーさんにデザインの変更をお願いすると、個性の強さゆえ、
「ケチをつけるのか!」と言われて、電話を切られる
・「なんで、私があの子より扱いが悪いのよ!」と大物モデルに文句をつけられ、結果雑誌の登場順を変更するはめに…
などなど、です。
そんな舞が偶然出会ったのが、オネエのマリア。
マリアが「伝え方の極意」を舞に伝えていく、というストーリーになっております。
「伝え方」の内容に関しては原版とまったく同じで
・YESをNOに変える3つの技術
・YESに変える7つの切り口
・強いコトバをつくる技術
がストーリーに沿って教えられていく、という展開です。
非常にわかりやすい構成で、かつ「おもしろさ」が非常にプラスされていた印象です。
「おもしろいし、勉強になる!」そんな理想的な本書だと思いますので、
詳しくはぜひ、お読みいただければ、と思います!!
☆続々重版決定!『スタンフォード式 最高の睡眠』全国書店様にて好評発売中!!
☆U-NOTEさんにて『スタンフォード式 最高の睡眠』取り上げていただきました!!
徒然なるまま感想文65『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール』
こんにちは、SIRISIRIです。
今日は2009年7月に刊行され、ベストセラーになった
コミュニケーション本を取り上げたいと思います。
コミュニケーション本をこれからつくろうとしておりまして、
過去売れた本を随時チェックしております。
数年に1回、大ヒットが出ると言われている
コミュニケーション本。
この本はその中で、どんな特徴があって売れたのか、
分析してみました。
『誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール』
(野口敏さん著、すばる舎さん)
拝見したところ、なんと50万部以上売れているとのことでした!
(すごいですね~)
「企画は仮タイトルが大事、本もタイトルが大事」
と思っているのですが、
タイトルをどう見せるのか、は装丁にかかっています。
そこでこの本のカバーをみてみると、
「誰とでも」や「15分以上」よりも、
「会話がとぎれない!」の部分が非常に目立つデザインとなっていますよね。
ということは、この本の売りは、この「とぎれない!」の部分であって、
ここにより多くの人が共感したんだろうなー
と感じました。
コミュニケーション本で大事なのは、
この「悩み」や「どうなれるのか」をより具体的にすることだと思います。
単に、「会話がうまくなります」ではコミュニケーション本としてはボヤッとしすぎで、
「会話がとぎれない!」のように、
「ありそうでなかった」実感をともなった悩みである必要があるんじゃないかなー、と改めて感じました。
そういう意味では、
おそらくこの本が出る前に、
「会話が途切れない」にフォーカスした本がおそらくなかったため、
このタイトリングで受けたんだと思います。
で、肝心の中身ですが、
少し前の本ですので、割と今はよく言われていることが書かれていた印象でしたが、
逆にいうと、「今の定説はこの本スタートなのか!?」とも思いました。
まず大前提として、
「会話は”気持ち”のキャッチボールである」
とこの本では定義されています。
つまり、自分の気持ちをちょっぴりオープンにし、相手の気持ちに働きかける
ようなコミュニケーションができれば「会話は途切れない」と。
そのためのノウハウが66個書かれている、という構成でした。
具体的には、
・語尾は「~でしょうね」の相づち系なら会話は途切れにくくなる
・こんな「オウム返し」で、会話は返ってくる
・誰でもとっつきやすい「天気の話題」を重宝しよう
といったところが、いろんな意味で印象的でした。
(ネタバレにならないためにも、あえて大雑把に取り上げたいと思います)
とくに、「でしょうね~」の部分は、
「なるほど~、その発想はなかったな~」と思った部分で、
早速試してみようと思います。
コミュニケーション本にかんしては
どんどん新しい本が出てきているので
気軽にそちらを試していただければ、と思うのですが、
もし、「どんな本が過去売れていたんだろう?」と気になる方はぜひチェックしてみてください!
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徒然なるまま感想文64『「週刊文春」編集長の仕事術』
こんにちは、SIRISIRIです。
今日は、出たばっかりの新刊ビジネス書を取り上げたいと思います。
正直、書店さんで見かけたとき、
「なるほど!!その切り口があったか!!!」
と、その企画に驚きました。
また、出版業界にいる身としても
「ぜひ、これは読みたい!!」と強く思った1冊。
中身もぎっしり詰まっていて、
・編集者としての「考え方」
・社会人としての「働き方」
の面で、勉強になりました!
『「週刊文春」編集長の仕事術』
(新谷学さん著、ダイヤモンド社さん)
まず「すごいな~!!」と思ったのは、
現役の「週刊文春」の編集長の本だということ。
週刊文春といえばスクープ連発で、
「どうやったらあんなにスクープを取ってこれるのか」
はたしかに疑問に思っていました。
ただ、その誰もが感じたであろう「ふとした疑問」をすくいとって企画にし、
こうして形にした編集者さんは、本当にすごいと思います!
ベッキーさんの騒動や、清原氏の薬物問題、ASKAさんの問題や甘利大臣の金銭授受問題・・・・・・などなど、世の中を大きく動かした問題提起を数々している「週刊文春」。
この本では、「なぜ、文春はそんなにスクープを取れるのか」を軸に、
それだけ成果を上げるための人脈術や企画術、交渉法や組織のまとめ方などが書かれています。
・わたしは今でも人に会うように心がけている。「人」がすべてのビジネスの始まりであり、スクープの発端である。
・みんなが「右を向いている」ときに、「左」を向けるか
・人間に「知りたい」という欲求がある限り、スクープに価値は宿り続ける。
等、マインドの部分で線を引いたところもあったのですが、
編集者として「すぐに取り入れたい!」と思ったところもありました。
それは、「見出し」と「テープ録り」の部分。
・見出し・・・説明的なタイトルはよくない。できるだけ短い見出しがいい。
見出しがすぐに浮かぶ企画が良い企画。
・テープ録り・・・取材が終わったからといって、相手が部屋を出るまでテープレコーダーの電源を切ってはいけない。取材後の雑談に「大きなネタ」が転がっていることもあるのだから。
この2点は、明日から即実行できること。
なので、早速実践していこうと思いました。
「そもそも、あんなプライベートな部分を暴いて、文春に罪の意識はないのか?」という疑問をもったこともあると思います。
そこに対して、「白くする捜査の重要性」を著者さんは語っていて、
「へええ、そうだったんだ!!」と意外に感じました。
世の中に「え!?そうだったの!?」を投げかけ続けている「週刊文春」。
ぜひそのヒットの裏側を、本書で覗いてみてはいかがでしょうか?
☆続々重版決定!!『スタンフォード式 最高の睡眠』全国書店さまにて好評発売中!!
☆「U-NOTE」さんにて『スタンフォード式 最高の睡眠』取り上げていただきました!
『スタンフォード式 最高の睡眠』U-NOTEさんにて取り上げていただきました!!
こんにちは、SIRISIRIです。
配本から2週間を迎えようとしている
『スタンフォード式 最高の睡眠』ですが、
先日、U-NOTEさんにて取り上げていただきました!!
タイトルは
『世界最高の研究に裏付けされる”超一流”の眠り方』。
本の内容に沿って素敵な画像をはめ込んでいただき、
さらに本の素晴らしい要約もいただきました!
本当に嬉しく思います。
おかげさまで色々な方に
書評ブログやSNSでご感想等いただいているのですが
結構多くの人に書いて頂いているのが
本書の「アラームのかけ方」の部分。
「アラームをこうセットすると目覚めがいい」という箇所なのですが、
U-NOTEさんにうまく要約していただいていました↓↓
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アラームは「2つの時間」でセットする
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本当に多くの方にお読み頂いている本書。
ぜひぜひ、今後さらに広められれば、すごく嬉しいです!!
☆Amazon睡眠部門第1位!!『スタンフォード式 最高の睡眠』全国書店さまにて好評発売中!!
徒然なるまま感想文63『人生がときめく片づけの魔法』
こんにちは、SIRISIRIです。
今日は、「ベストセラー読書」の一環として、
日本で140万部以上、世界でなんと700万部以上を売り上げたという
大ベストセラー本を取り上げたいと思います。
ジャンルは「実用本」ですが、
中身はそれを飛び越えた「自己啓発書」だと感じました。
だれもがぶち当たるあの問題をテーマにした本です・・・
『人生がときめく片づけの魔法』
いまやテレビ等でもおなじみのこんまり先生。
昨年は「TIME誌が選ぶ今年の100人」にも選ばれ、世界的にブレイクされました。
そんな、こんまりさんの初著書、
「リバウンド率ゼロの片づけ法」を教えてくれ、
かつ「片づけをすると人生に何が起こるのか?」
「なぜ、あなたは片づけても片づけても、片付かないのか?」
といった深いところまで書かれていて、
ノウハウ本の領域を超え、大変興味深く読むことができました。
この本の片づけ法はいたってシンプル。
まずは残すか捨てるかをある方法をつかって決めます。
その方法とは、「触ってときめくかどうか、感じる」こと。
実際に触って「ときめく」なら残し、
そうでなければ「全捨て」をする。
この「ときめくかどうか」で判断する、というのは
他の片づけ本にはない特徴だと思いました。
また、この作業をする際も、「順番」が大事で、
「思い出品から手をつけると、進まなくなるので、
衣類→本類→書類→小物類→思い出品、の順で決行する」
ことが重要だそうです。
もちろん、衣類には衣類の、本には本の捨て方や収納法があり、
詳しくは本書をお読みいただければ、と思うのですが、
片づけが必ずうまくいく「哲学」が語られているな~、
というのが全編を通じての感想です。
・まずは「捨てる」を一気に終わらせる
・必ずものを床に並べて、触って「ときめくかどうか」判断する
・書類は「全捨て」が基本
・収納の基本は「立てる」こと
・捨てる時は、「ありがとう」といって別れる
などなど、マインドの部分がメインで語られていて、
そこにメソッドが付随している、といっや構造でしょうか。
なので、読み物として大変おもしろく、
「自分に必要のない部分」がほかの実用書に比べて少ないのも
本書の特徴だと思います。
「片づけとは、人生に片をつけるということ」
「本当の人生は、片づけをした後に始まる」等、
人生に片づけがどう影響するのかということも、
実例を通じて書かれているので、片づけをする勇気が湧いてくる1冊です。
ぜひ一度読んで、片づけにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「片づけとは、人生に片をつけること」と、
この本では書かれています。
☆Amazon睡眠部門第1位!!『スタンフォード式 最高の睡眠』全国書店様にて好評発売中!