徒然なるまま感想文9『できる人は超短眠!』
すっかりお天気も夏モードに突入してきましたね!
ここ数日はくっきり晴れて、気持ちもさわやかに読書と仕事に励んでおります!
ですが、夏になると、毎年あの問題に悩まされます。
そう「暑くて暑くて寝苦しい」問題。
自分自身、睡眠には興味があり、
また実際に睡眠本をつくっていることから、
この「寝苦しさ」を解決する方法を探っているのですが、
いま現在進行中の睡眠本ではその点も解決できそうです!!(こうご期待!!!)
で、「睡眠」に関連していうと、
よく睡眠の話になると出てくるのが「ショートスリーパー」になるにはどうすればいいのか、ということについて。
かの有名なナポレオンは3時間睡眠だったと言われていますし、
明石家さんまさんも超短眠らしいですね。
そもそも、「短眠」がいいのかどうか、という点も考慮すべきですが、
以前取り上げた『4時間半熟睡法』に勝るとも劣らない
「激烈短眠本」と出会いましたので、ご紹介したいと思います。
『できる人は超短眠!』
(堀大輔さん、フォレスト出版さん)
この著者さん、なんと45分睡眠!で日々生活しているとか。
さすがに、「いきなり45分!」ではきついと思われるからでしょうか、
この本では「まずは3~4時間睡眠でショートスリーパーへの道を」と書かれています。
著者さん自身、もともと7~8時間普通に眠っていたそうです。
しかし独学で短眠法を開発して実践、以来45分睡眠で活動できる体を手に入れたのだとか。
そして実際にその短眠法を伝授しており、これまで600人以上をショートスリーパーに育て上げてきたそうです。
そもそもなぜ「短眠」がいいのか?
その理由が、逆に「7時間睡眠だといけないわけ」として
1章を中心に書かれていました。
本全体に言えることですが、
「ちょっと極端すぎて、読んでる人は引いてしまわないかな~」
「実践しようという気持ちになるのかな~」
といったことが気にはなってしまいました。
ただ、睡眠の基礎知識や意外な新事実・新常識なんかは結構書かれていて、
この本を鵜呑みにするのではなく
自分で知識を整理しながら読んでいく分にはかなり良書なのでは、と思います。
この本を読んで学んだことは、
・メリットにも裏付けが必要
(「”7時間睡眠”がなぜいけないのか」だけでなく、「短眠法がなぜいいのか」にも
科学的根拠が必要)
・睡眠と姿勢の関係(これは初めて知ったと同時に、追い求めていたこと)
などですかね
ただ、睡眠に関するあまり知られていないことが多々ある半面、
逃げのような文章もちらほらあったのが気になりました。
まあ、45分睡眠と過度に極端なことからもわかるように
「ほんまかいな」と感じる部分も多いのは多いです。
とはいえ、睡眠そのものについての知識を深めることはできますので、
睡眠に関心のある方はぜひ一度お読み頂いてもいいのではないでしょうか?