SIRISIRI’s diary 大人の読書感想文。

一応出版関係の仕事をしているので徒然なるままに本を読んだり、なんかしたりしたことをゆる~く書いてまいります。

『神経クリーニング』3万部突破しました!!

こんにちは、SIRISIRIです。

 

9月なかばに配本になりました、

脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』

このたびまたまた重版が決まりまして

3万部を突破することができました!!

 

初めての3万部突破、ほんとうにうれしい限りです。

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おかげさまで大変ご好評をいただいているようでして、

「私の体に合っているようで、本書に書かれているメソッドを実践した結果、

 足のしびれがとれてきました

三日坊主の私がやろうと思える本で、買ってよかった」

イキキシニアにはうれしい1冊」等々のお声をいただきました!!

本当にありがとうございます。

 

『神経クリーニング」とはなんなのか、

やるとどうなるのか、をまとめたのが下の画像です↓↓

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次なる「5万部」のハードルを越えて、

なんとか10万部まで駆け上がってくれれば、と思っておりますので

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

毎日新聞「医療プレミア」さんに

 神経クリーニングに関する著者さんの記事が掲載されました!

http://mainichi.jp/premier/health/articles/20161031/med/00m/010/007000c

 

 

☆『神経クリーニング』が続々取り上げられています!↓↓

 ・「神経の長さは72km!神経の若返りで不調が吹き飛ぶ理由」

suzie-news.jp

 

 ・「からだにいいならもうけもの」

blog.goo.ne.jp

 

☆3万部突破!

 『脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』

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徒然なるまま感想文45『荒木飛呂彦の漫画術』

こんにちは、SIRISIRIです。

 

じつはこれから小説の企画も始めたいなーと思ってあれこれ考えているのですが、

いかんせん作ったことがないので

どこから悩めばいいのかがわかりませんでした。。

ビジネス書や実用書の企画と違い、

メリットがなんなのか、

著者がなにを伝えてくれそうなのか、

が事前に読めないのです。

 

そこで、読んだのが本日紹介する本。

ジャンルは「マンガの作り方」なので、小説をつくるのとは少し違うと思われるかもしれませんが、フィクションをつくるという点では共通項があります。

たくさん勉強になったので、忘れないうちに記したいと思います!

 

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荒木飛呂彦の漫画術』

荒木飛呂彦さん、集英社さん)

 

新書サイズの本書。

帯のイラストでわかるように、荒木飛呂彦さんは『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの作者さんであります。

 

とはいえ、じつは私、『ジョジョ』よんだことがありません!!(恥ずかしながら)

けれど、イラストを見れば、「ああ、ジョジョの人だな」とわかるくらい、荒木さんの絵には唯一無二の個性がにじみ出ています。

 

絵がある・ない、の違いはあるにせよ、

物語を作るときにどのように心がければ、

・より多くの人の心を捉える

・唯一無二の存在

・ヒット作

の3点を達成できるのか、について大変多くのことを学ばせていただきました。

 

まず、漫画には4つの要素があって、

それは

・キャラクター

・ストーリー

・世界観

・テーマ

の4つ。

そのなかでもキャラクターはとくに重要で、

ヒーローはじつは孤独である、という点が鉄則なようです。

 

また、ストーリーというのも、王道的には

つねに「上げ上げ」でいかねばならない、とのこと。

とくに少年漫画の読者は、最後は勝つ、を味わいたいのでここも外せないそうです。

 

本書で1番勉強になり、かつすぐに実行に移したいのが

「身上調査書」。

 

これは、キャラクターの履歴書みたいなもので、

体重や身長、性格から趣味や怖いこと、家族関係など本当に事細かく書く欄があります。

これをあらかじめ決めておくことで、その都度立ち返ればキャラクターにブレがなくなります。

 

これは物語をつくるときにも使える!と感じました。

早速実践してみます!

 

ジョジョ』は王道漫画であり、その背景を知れば「王道」の生み出し方がわかるーー

というのが本書の特徴であり、主張かと思います。

 

ジョジョ』が好きな方も、

漫画が好きな方も、

それにそうでなくても、

王道の生み出し方にはビジネスのヒントがたくさんあると感じましたので、

本書はたくさんの人が楽しめるのではないでしょうか。

 

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徒然なるまま感想文44『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』

こんにちは、SIRISIRIです。

 

本日は、とあるビジネス書を取り上げたいと思います。

よく本をつくるときに

「どこを太字にしよう?」と考えて指定したりします。

 

場面変わってこんな声を見たり聞いたりします。

「良い本だったから線をいっぱい引いた!」

「ドックイヤーいっぱいした!」

 

とくにビジネス書は、自分のためになったと思ったところに線を引いたご経験あるのではないでしょうか?

最近、この「本に線を引く」という部分にフォーカスを当てたビジネス書が出ました。

「線の引き方次第で、その本からどれだけ学べるかが変わる」

読者として、そして編集者として非常に勉強になりました。

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『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』

(土井英司さん、サンマーク出版

 

カバーにも赤い線が「ス~ッ」と入っている本書。

 

著者さんは、これまで2万冊以上のビジネス書を読み、

そしてメルマガで書評を書き続けてこられている

ビジネス書界では非常に有名な方。

アマゾンのバイヤー時代には、目利きして仕掛けた本がことごとくヒットしたそうです。

 

ビジネス書のどこに線を引けば学びが多くなるのか、

さらに学びが多くなる読書の仕方(本の選び方)とはどのようなものなのかが

きれいに解説されています。

 

まず、引く「線」は1冊の本につき1本

こんな読書が自身を深め、未来を切り開いていくのだそうです。

 

「そうだ!自分の考えはやっぱりあってたんだ!」

という箇所に線を引くのではなく、

自分の考えとはちがうところ、

新しい発見や役に立ったところに線を引かなければ意味がない

というところは再認識でした。

 

 また、どんな本は学びが多いのか、

その選定術は編集者として勉強になるところがたくさんありました。

なぜなら、いまつくっている本が「手にってよかった」と思ってもらえるかどうか

不安になったら、本書に書かれている要素に立ち返ればいいから。

そんな、良い本のひとつの「基準」を得ることができました。

 

ざっと例を挙げますと、

・膨大なデータに立脚した本

・経営者本なら、著者は起業者か中興の祖。外資系企業本は要注意

・「固有名詞」の多い本

・著者は「一流の変態」

・冒頭の数ページで「いい線」が引けそうな本は買い

・箇条書きは良書の証

などなど

 

かなり具体的に「良書」の特徴が挙げられていました。

これは今作っている本に活かさねば!!と強く再認識した次第です!

 

ビジネス書の読書とは、

「知っていること」に深みをつけるか、

「知らないこと」を身につけるか。

この2種類である。

 

この一文、

私が忘れかけていた大事なことだと直感しました。

 

久しぶりに読んだだけで身震いを何度もした本で、

強くオススメします!!

 

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またまたまた重版かかりました!!

先日2度目の重版がかかりました

脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』

おかげさまで引き続きご好評をいただいておりまして

このたび、

またまたまた(3度目&4度目)の重版がかかりましたー!!

 

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どんどん広まってくれていること、本当に嬉しく思います!

誠にありがとうございます!!!

 

「脳を若返らせる」「自律神経を整える」といった言葉は定着していますが、

じつは「神経を若返らせる」ことがとても大事で、

それによって

高血圧高血糖、肩こり、腰痛、頭痛、ひざ痛

めまい、ふるえ、耳鳴り

認知症、便秘、生理痛、老眼、眼精疲労……などなど

あらゆる不調が遠ざかる。

 

そんなことをお伝えしております。

知られざる神経と健康についての関係をあますことなくお伝えしておりますので、

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

徒然なるまま感想文43『毎朝10回の「深い呼吸」で体が変わる』

こんにちは、SIRISIRIです。

 

脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』をつくっていたとき、

勉強のためにと様々な健康書を読みあさっておりました。

ベストセラーからジャンルが近いものまで読みまして、

「どの本にも負けない!」という気概で作り、

おかげさまでご好評をいただいて版を重ねております。

 

配本後は読む機会が減っていたのですが、

ふらっと入った書店さんで「『神経クリーニング』どこかな?」と探していたところ、

『神経クリーニング』の横に置いてあった本が気になったので、手に取ってみました。

テーマは「呼吸×健康」

優しい感じの装丁で、どんなことが書いてあるのかワクワクしながら

読み始めました。

 

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『毎朝10回の「深い呼吸」で体が変わる』

(藤麻美子さん著、文響社さん)

 

著者さんは元々高校の教員を務めておられ、

ご自身が遭われた事故がきっかけとなって「呼吸法」と出合い、

その後教員をやめてオリジナルの呼吸法を広められているそうです。

 

装丁、かわいいですよね。

また、タイトルにある「体が変わる」という言葉もいいな、と思いました。

(よく、「病気にならない」「健康になる」「が治る」といった言葉が健康書には散文しているイメージで、「体が変わる」はありそうでなかった気がします)

 

で中身は、というと・・・・・・

 

呼吸を深くすることで、

どんなプラス効果があるのかが科学的に解説されていて、

その後実際のメソッドに入っていく、という流れの構成でした。

 

最近、本を読むとき、この構成をより意識するようにしているのですが、

この本に関しては、

 

①呼吸がどんなに大事か

 ↓

②呼吸を深くして体が変わった実例

 ↓

③メソッド(ハウツー)

 ↓

④呼吸で人生が変わる

 

というかなりオーソドックスな流れのように感じました。

 

また、「呼吸が大事」というのはいろんな方がいわれていて、

正直そんなに目新しい情報ではなかったのですが、

この本では、脳波(アルファ波とベータ波)に注目している点が

やや新しいか、と。

メソッドに関しては、「息を深く吸って吐く」ということなので

膨らますのもむずかしいかと思うのですが、

フラダンスの要素をかけあわせてオリジナリティを出していました

(やるかどうかは別問題ですが)。

 

最近は呼吸の本でヒット本をあまりみない気がするので、

この本がどんな動きをするのか楽しみです。

 

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徒然なるまま感想文42『必要なのはコスメではなくテクニック』

こんにちは、SIRISIRIです。

 

今回は、「完全女性向け」のある書籍を取り上げたいと思います。

 

書店さんでは展開かなりされていて、かなり目にはついていたのですが、

いかんせん自分とは縁遠い本なので、「読む」まではいたっておりませんでした。

 

しかし、私、女性向けの本をつくることになり、

「女性向け書籍の構成はどうなっているんだろう?」

「どんな刺さるつくりにしているんだろう?」

ということを勉強したく、決心して今回の本を手に取りました。

「へ~」「そうなの!?」というところがたくさんあり、

大変勉強になった1冊です。

 

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『必要なのはコスメではなくテクニック』

(長井かおりさん、ダイヤモンド社さん)

 

白が映える、すごく素敵な装丁だと思います!

メイク本はどうしても「ピンク」や「」など

派手な色が多いと思っていたのですが、

本書は白を基調として、写真もあいまって「大人女子」感が非常に出ている、

好感のもてる装丁になっていると感じました。

 

また、タイトルもいいですよね。

「必要なのはコスメではなくテクニック」。

まさに、この一言に本書は尽きると思います。

 

お金をかけなくても、

技を磨けば誰でも「理想のメイク」は手に入る。

それを端的に表したタイトルだと思います。

 

また、サブタイトルに「周囲がざわつく自分になる」とついていることで、

「この本を読んだらどうなれるのか?」

ということもわかります。

 

 さて、肝心の中身はというと・・・

まず、本書では「理想のメイクとはどのようなものか?」が定義されていました。

それは、「”メイクをしている感”のないメイク」とのこと。

どれだけナチュラルに見せられるかで、人の印象は大きく変わるとのことでした。

 

出てくる道具の名前が6~7割くらいわからず、

読んでいて「?」の部分も多々あったことはあったのですが、

それはひとえに私が男のゆえ。

おそらく、女性の方であれば、すらすら読めて情景も目に浮かび、

「なるほど~」となるんだろうな~、と思っております。

 

「必要なものを必要なところに、たっぷり塗る」

「ローションは値段より、ジャブジャブ使えるもの」

「目を大きくするのはまつげだけ」

等、男の私でも「へえー」という部分がたくさんありました。

 

それに、巻末の「袋とじ付録」

この工夫がすばらしいと思いました!

 

付録として付けているだけでなく、

なぜ「袋とじ」なのか――

この理由を知ったとき、「なるほそ!そういうことか!」と思いましたし、

自分の企画でも「付録案」はあったので、より一層チカラを入れねば、

と発奮させられました!

 

大変分かりやすい文章でしたし、

「やるべきこと」が明確に書かれていて、

すぐ行動に移せる本です。

 

ぜひ、興味を持たれた方はお読みになってはいかがでしょうか。

 

 

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徒然なるまま感想文41『人生はあるあるである』

こんにちは、SIRISIRIです。

 

今日は、前回ちらっと「人はちょっと深いところに共感する」という内容をご紹介した本を取り上げたいと思います。

とある芸人さんの本でして、その芸風からはイメージできないくらい

しっかりした内容で、

読んでいておもしろいと同時にためになりました!

 

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『人生はあるあるである』

レイザーラモンRGさん、小学館さん)

 

以前、ピースの又吉さんの書籍『夜を越える』をご紹介しましたが、

今回の書籍も同様、吉本さんと小学館さんが新たにつくった

小学館よしもと新書」という新レーベルから出た1冊です。

 

RGさんといえば、一世を風靡したレイザーラモンHGさんの相方で、

一時期はそれに乗っかったような形のヒール役として、

そして近年は「あるあるネタ」を歌に乗せて披露する芸風で活躍されていますよね。

そんな「あるある」にフォーカスを当てて、

RGさんが人生でなにを学んできたのか、感じてきたのか、そしてどう活かしてきたのかが語られているのが本書になります。

 

タレントさんが書いた新書ではあるのですが、

結構ビジネス書顔負けのいいことも書いてあったので

いくつかチョイスしたいと思います。

 

「共感」は人生の武器になる。

「あるある」とは人生そのものであり、「あるある」がない人はいない。

・「一生懸命」は、ひとつのところでがんばる「一所懸命」の意味を指すと考えがち

・先輩にも気に入られる「オナラ」をしなければいけない。

・相手を変えようとあれこれやってみるよりも、

 自分が対応を変えたほうが結果的に早く相手も変わってくれる

・人と人がいたら、そこには「あるある」が絶対存在する。

 全人類、いわば「あるある」の仲間なのだ。

・今が人生のどん底だとおもったのなら、それは喜んだほうがいい。

 「あるある」を見つけるチャンスだ。

 

などなど。

私は芸人さんが書く文章が結構好きで、よくチェックしております。

なぜなら、芸人さんというのはやはり人と違うバックグランドや経験、そして考え方・捉え方をしている方が多く、そのモノの見方がどれも新鮮で飽きが来ないからです。

 

なかでもRGさんは相方が一発屋芸人として絶頂の時期もあればどん底の時期もあったし、

「相方をパクった」的な扱いを受けたこともあったし・・・と、きっとわれわれには見えない状況に何度も身を置かれたことだと思います。

そんなとき、どんなふうに考えて行動し、結果いまの「あるある」ネタで不動の地位を築けたのかということが書かれてありました。

 

かなり読みやすくて、

RGさんへのイメージも変わるのではないでしょうか。

通勤にはうってつけのお供、だと思いました!

 

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