SIRISIRI’s diary 大人の読書感想文。

一応出版関係の仕事をしているので徒然なるままに本を読んだり、なんかしたりしたことをゆる~く書いてまいります。

またまた重版決まりましたー!

こんにちは、SIRISIRIです。

 

初めて担当した健康書

脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』

先日初めて重版がかかったことを書かせていただきました。

 

その後も多くの方に手に取って頂いているようで、

このたび、またまた重版が決まりましたーー!!(3刷り目!)

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ちょっと前に『重版出来!!』というドラマが放送されていましたが、

やはり「重版」という言葉は

仕事をしていて嬉しい言葉ランキングでは今のところ1位のフレーズです。

(「ミリオン」なんて言葉も現実味を帯びてこれるように

 がんばっていきます!)

 

本書をつくっているとき、目標に掲げたことは3つあって、

自己ベストを更新する

「神経クリーニング」という新しいワードを定着させる

10万部突破!

の3点を目指してつくり、いまにいたります。

 

まずは、①の自己ベスト更新。

ここがもうすぐなので、なんとかクリアしたいと思います!

そこから、また②③への挑戦が始まると思いますので

ぜひぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします!!

 

脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』

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徒然なるまま感想文40『いい努力』

こんにちは、SIRISIRIです。

 

途中、途絶えてしまったりもしていたのですが、

この感想文も今回で40冊目なんですね~。

ここまで続けられるなんてイメージできていなかったので

ちょっとうれしいです。

 

さて、今日はこれから取り組もうと思っている企画の資料として

とある本を読みましたので、

その本を取り上げたいと思います。

テーマは、ずばり「努力」

「努力」を掘り下げたビジネス書をご紹介します。

 

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『いい努力』

(山梨広一さん、ダイヤモンド社さん)

 

『いい努力』、シンプルで力強いタイトルですよね。

装丁もタイトルが強調されて見やすいデザインで、

資料を探していて思わず「これだ!」と手に取ってしまいました。

 

著者はマッキンゼーにて25年間コンサルティングをされてきた

超一流のビジネスパーソン

そんな著者が語るのが

「努力には”成果の出るいい努力””時間だけを食う悪い努力”の2つがある」ということ。

ではどうすれば「成果の出る”いい努力”」ができるのか、その方法や考え方を説いた一冊になります。

 

「努力はいいことだ」というのは皆さんの中にある常識ですよね。

で、単に努力すればいいのか、と言われるとそうでもないというのも大勢の人の見解だと思います。

ただ、「努力にもベクトルがあって、正方向の努力をすべき!」という考えは、あったようでなかったというか、明文化されていなかったという背景があったのでヒットしているように思いました。

 

これはいま読んでいる本に書いてあるのですが、

「世の中は”あるある”でできている。

 ちょっと深い”あるある”に人は吸い寄せられる」

まさに、「いい努力」は”あるあるの法則”にのっとってヒットしたのかもしれませんね(この本も今後取り上げたいと思います!)

 

たとえば、夜遅くまで会社に残って仕事をするのも、

ある意味「努力」です。

事実、その姿をみて「よくがんばってるな~」と言う上司もいるでしょう。

ただ、それは果たして成果を最大化する「いい努力」なのかどうか。ここの部分を考えてみてほしい、というような導入から本書はスタートします。

 

結構考え方が多くて、実践的なメソッドは若干少ないようにも思えたのですが、それでもすごく大事な考え方を学べたように思います。

 

どんな心構えでがんばれば、それが「いい努力」となるのかがわかる本ですので、

ビジネス書が好きな方はぜひご一読いただければ、と思います!

 

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なぜ神経を「クリーニング」するのか?

先日重版が決まりました、初めて担当した健康書、

脳神経外科医が教える

 病気にならない神経クリーニング』

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おかげさまで多くの方に手に取っていただき、

「わかりやすい!」

「神経の説明がすごく納得がいった!」

「神経の大事さを知った!」

等のうれしいお声をたくさんいただいております。

 

で、タイトルにつけた「神経クリーニング」ですが、

新しい言葉でこれから定着させていきたい!といった思いはこの前書いたのですが、

なぜ「クリーニング」なのか、

そこを今回は書いていきたいと思います。

 

なぜ、神経”クリーニング”なのか?

 なぜ、「クリーニング」なのか。

これは「なぜ神経はクリーニングしないといけないのか?」ということになります。

 

著者の先生からこの言葉を聞いたとき、わたくしも

「え?なにそれ??どういうこと??」

と思いました。

なにせ初めて聞く言葉でしたし、

あって間もないころだったので、

神経は「クリーニング」しなければいけないということもわからなかったからです。

 

神経をクリーニングしなければいけない理由は、

ずばり神経細胞」と「そのほかの細胞(血液など)」は何が違うのか

という点にあります。

 

この2つの違い、端的に表せば

神経細胞・・・再生できない

・そのほかの細胞・・・再生できる

が大きくちがうところ。

たとえば、「皮膚」が傷ついても「皮膚細胞」は細胞分裂して再生し、

元に戻っていきますよね。

同じく血液も分裂して増えていきます。

 

けど神経は幼少期でない限り、どんどん新しくつくっていくことはできず、

さらに死んでしまったからといって新たな神経がつくられるわけではないのです。

 

なので、血液やそのほかの細胞とちがい、

神経は今あるものを刺激して磨かなければいけない

ということから「神経クリーニング」という言葉が生まれました。

 

クリーニング屋さんに服を出すと、

キレイになって返ってきますが、

それは新品に取り換えられたわけではなく、

元の服がキレイになったからですよね。

それと同じく、神経も「今ある神経」と上手に付き合っていかなくてはいけないのです。

そんな背景が、「神経クリーニング」という言葉には秘められているんですね。

 

で、具体的にどこをクリーニングするのかというと、

それが今医学界で話題の「ミエリン」になります。

さらにどうやってクリーニングするのかといえば、

本書で伝えている「顔もみ法」「姿勢正し法」です。

この2つをすることで、「ミエリン」はどんどん若返っていくのです!

 

そのほかにも、いつもの生活をちょっとアレンジして

神経を刺激して若返らせる方法を書いた

「神経若返り生活」なるものもございますので

ぜひ手に取ってお試しいただければ、と思います!

意外と知られてこなかった「神経の正体」や「神経と健康の関係」を明かし、

そしてあらゆる不調に効く「神経若返りメソッド」も詳しく載せていますので

ぜひぜひよろしくお願いいたします!

 

脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』

 全国書店さんにて絶賛発売中!(緑のカバーが目印です!)

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徒然なるまま感想文39『すごい手抜き』

こんにちは、SIRISIRIです。

雨かなり強いですね~。

こんな日は家にこもって読書もいい!ってことで、

早速読み終わった本をみなさまにご紹介したいと思います。

 

今回取り上げる本を手に取ったのは、

じつはこれから始めようとしているある企画と

テーマが似ていたからです。

ビジネス書のコーナーに置かれていた本書、

ちょっと異質なので、これからどんな動きをするのか

楽しみです!

 

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『すごい手抜き』

佐々木正悟さん、ワニブックスさん)

カバーが白いので、輪郭がわからなくなってしまいました(書いているときだけ??)

こんな感じのカバーです。

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タイトル、インパクトがありますよね~。

ちょっと前から『すごい○○』というタイトルはつけられていて、

『すごい家事』『すごい熱刺激』『すごいメモ。』……などなど、

ちょっとアレンジしたところだと『超・箇条書き』なんてのもあります。

シンプルでわかりやすいのに、力強いですよね~。

 

読んだ感想から申しますと、

概念論が多くて

実戦性にはやや欠けるかな、というのが本音です。

 

結構「手抜き」の定義付けがあいまいだったりして

いちばんの主張というのがなかなか見えてこなかった印象ですね。

 

ただ、紹介されている事例やデータはおもしろいものがあり、

たとえば、「どれくらいの人が完璧主義か」がじつはデータで上げられていて、

 

・有病率(完璧主義すぎる人)は一般人口のおよそ1%

・双子において、一卵性双生児の「完璧主義」一致率は、二卵性より高い

・女性より、男性に「完璧主義」は高い

 

ことがわかっているとのことです。

ここから導き出される答えは、

・完璧主義の人はじつは少ない

・完璧主義はじつは生まれもって決まっている

・「男性型社会」において育まれる

ことが推測できます。

 

つまり、「ほどよく手を抜く」ことが有意義だとわかれば、

どんなに頑固な人でもたいていの場合、「手は抜ける」ということなのです。

このデータは「へえ」と思いました。

 

 

この本を読んでいちばん思ったのは、

「どのジャンルの本においても、なにかしらのエンタメ性が必要」だということです。

たとえば今回の本であれば

「手抜き」がタイトルなんだから

思い切って中身も外見も「手を抜いて」、

「本書でも手抜きを実践しています」と書いてみたりすれば

話題性につなげることもできます。

 

そのエンタメ性によって、人は興味を示し、さらに頭にも残って

「わかりやすい」と思ってもらえる。

そんな「引きつけて、かつ頭に入れやすくする」力が

「エンタメ」にはあると思います。

 

これから本をつくるとき、ここはもっと意識したいポイントなので

この学びをいかせるようメモメモしておきます。

 

重版出来!!!

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徒然なるまま感想文38『太らない間食』

こんにちは、SIRISIRIです。

 

本日は読みたてほやほやの書籍を取り上げたいと思います。

タイトルや装丁を見て、ちょっと気になっていた本作。

じつは、「自分事」として、最近のわたくしの悩みが直球にタイトルに表れていたので、手に取ってみたのですが、はたして・・・

 

 

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『太らない間食』

(足立香代子さん、文響社さん)

「太らない間食」、知りたいですよね~。

端的に「悩み」「願望」を表している、素晴らしいタイトルだと思います!(同時に「くやしい~、そこがあったか!」とも思いました)

 

装丁も良い感じにおしゃれで、

ついつい間食してしまう女性の方なんかは思わず手に取ってしまうのではないでしょうか。

 著者の方は管理栄養士さんということで、

「間食」をどう捉えているのか、ワクワクしながら読みました。

 

結論から言いますと、内容的には「個人的にはやや不満足」ですが、

間食に関する知識は十分得られると思います。

 

なぜ、「個人的にはやや不満足」なのか・・・

それは、「網羅的に知識を公開している」分、

「これ!」「○○するだけでやせる!」的なひとつの端的なメソッドがなかなか見いだせなかったからです。

 

この前、とある飲み会でもあった話なのですが、

結局本って読み終わってもあんまり覚えてないんですよね。

けど、「これ!」というたった一文、たった1メソッドがあれば

読者の記憶にそれが強く残り、

「覚えてるってことは良い本だったんだろうな~」くらいな感じで

好感をもってもらえると思います。

 

なので、逆にいうと、

「正しいから」と多くのことを言い過ぎてしまうと

どれが大事だったか、あまり頭に残らないということ。

一番おもしろい方法や考え方を「ドンっ!」と見せるのが大事なんだとここ最近は思っております(それもまた変わるかもしれませんが)

 

「間食」に関する知識は網羅的に学べると思いますし、

イラストも豊富で何より読みやすいので、

気になった方はぜひご一読いただければ!、と思います。

 

重版出来!

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徒然なるまま感想文37『GRIT やり抜く力』

こんにちは、SIRISIRIです。

 

脳神経外科医が教える神経クリーニング』ですが、

このたび重版が決まりましたーー!!

おかげさまで多くの人に手に取っていただいているようで

本当に嬉しく思います。

もっともっと多くの人に届けられるよう、これからもがんばっていきますので

よろしくお願いいたします。

 

さて、先日とある本を一冊読んだので

取り上げたいと思います。

久しぶりのビジネス翻訳書になります。

私、海外の書籍のランキング(アメリカやドイツなど)もチェックしているのですが、

今回取り上げる翻訳書の原書はアメリカでずっとベストセラーにランクインしているものになります。

私自身、気になっていた本書、

先月くらいに翻訳が出たということで早速読んでみました。

 

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『GRIT やり抜く力』

(アンジェラ・ダックワースさん著、神崎朗子さん訳、ダイヤモンド社さん)

 

まず、「面構え」がいいですよね。

装丁がすごく格好良くて、ビジネス書が好きな方に受けるカバーだと思います。

原書のタイトルも「GRIT」でして

こんな感じの表紙です↓↓

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「GRIT」が何の意味かはわからないものの、

何かしら「秘めている」ような感じがしますよね、

それも仕事に役に立ちそうな・・・

それを最大限活かした良いタイトルだと思いました。

 

中身ですが、

三部構成になっていまして

①「GRIT」とは何なのか

②「GRIT」を内側から伸ばす法法(自分で鍛える)

③「GRIT」を外側から伸ばす法法(環境を変える、人の「GRIT」を鍛える)

という流れで進んでいきます。

 

で、肝心の「GRIT」とは

ずばり「やり抜く力」のことでして、

オリンピックで何個も金メダルを取ったり、

ビジネスの世界で果てしない成功を収めたり、

研究者として歴史に名を残すような発見をした

「メガ成功者」たちは「才能」が優れていたのではなく、

じつはこの「やり抜く力」が優れていた、

ということが最初に書かれています。

(「メガ成功者」という言葉も良いですよね~)

 

そう、成功とは「才能」で決まるものではなく、

「やり抜く力」でたぐり寄せるもの。

そしてこのスキルは努力で伸ばすことが出来る!

これが本書のおおまかな主張でしょうか。

 

図版も適度に入っていて、

「才能×努力=スキル、 スキル×努力=達成」

といったところは非常に納得しました。

 

また、子どもや部下の「やり抜く力」を伸ばす言葉がけなど、

かなり具体的なことがたくさん書かれている印象です。

なにより、訳が非常にわかりやすい!というところも嬉しいポイントですね!

読みやすく、かつ納得感があり、非常に読み応えのある本だと思いますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

 

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「顔をもむ」と神経が若返るわけ

脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』

おかげさまで本当に多くのひとに手に取っていただいているようでして、

本当にありがとうございます!

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今日は、本書のメソッドでもある

「神経クリーニング」にはどんな効果があるのか、

お伝えできれば、と思います。

 

「顔をもむ」だけで視力がよくなった!?

 「神経クリーニング」とは

万病の原因である「老化した神経」を刺激して

若返らせるメソッドの名前なのですが、

具体的に何をするかというと、それはたった2つだけ。

「顔もみ」「姿勢正し」の2つです。

 

じつは、神経は「刺激不足」と「伝達通路の圧迫」によって

劣化していくのですが、

「ちょっとしたコツで姿勢を正すことで、神経の通り道をつくってあげる」ことで、まず「通路を確保する」という目的が果たされます(”ちょっとしたコツ”は、ぜひ本書でたしかめてみてください!)。

 

では、もうひとつの「顔もみ」ですが、

なぜ「顔」をもむといいのでしょうか?

 

答えは、下のペンフィールドの図」と呼ばれる脳の地図に示されています。

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これは、脳の「感覚野」と「運動野」がそれぞれ体の各部位をどれだけ担当しているのかを示した、いわば「脳の地図」とでもいうべきものです。

これを見ると、感覚をつかさどる感覚野では

「唇」や「舌」を含む「顔」が占める領域が広いことがわかりますよね。

そう、顔にはそれだけたくさん「神経」が集中しているのです!

 

なので、たとえば口内炎ってものすごく炎症としては小さいのに

痛いですよね。

それは歯茎に神経がたくさん集まっているから。

だから小さな炎症なのに痛みは大きいんですね。

 

「神経クリーニング」では、より効率的に

神経を刺激できる「顔のもみ方」をお伝えしています。

この効果は絶大で、実践した85歳の画家・男性は

「顔もみをしたとたん、ぼやけていた視界がくっきりした!」とおっしゃり「、

顔もみを続けた結果、なんとメガネが要らなくなったとのこと!

顔もみをして、視神経が若返ったのですね!

 

そのほかにも、さまざまな効果が得られる「神経クリーニング」

一回30秒ほどで簡単にできるので、ぜひお試しください!

 

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