子育て本は「親がどうなるか?」or「子どもがどうなるか?」、どっちで買う?
初めは「ブログ続くかな」と不安だったんですが、
結構書き始めると続けられるもんですね。
さて、いま「子育て本」をつくっている最中なのは
以前から書いているのですが、
結構大きな壁というか、分かれ道にいま、直面しています。
それは、
子育て本のタイトルというのは、
「この本を読んだら親はどうなるのか?」・・・怒らない、イライラしない等
「この本を読んだら子どもはどう育つのか?」・・・賢くなる、優しくなる等
いったい、どっちのほうが購買理由として強いんだろう……
これをずっと考えて、考えて、考えている感じです。
ちょっと前までは
「親がお金を出すんだから、”親はどうなれるのか”のほうが、動機付けとしては強い」って思ってました。
しかし、よくよく考えてみると、子育てってそもそも「子どものため」。
本を買うようなママさんならなおさら顕著で、「子どものためなら、なにかしてあげたい!」って気持ちが強いと思うんです!
だから、先週までの結論としては
「この本を読んだら、どんな子に育てられるのか?」がタイトルになるべき、
というのがわたくしの結論でした。
(実際ベストセラー本には、この手のタイトルが多いように思います)
しかし、よくよくよくよく考えてみると、
「○○な子どもになれます!」って言われると、
なんだか子どもをモノ扱いされているような……
すごく均一的にされているような……
わが子の特別感が失われているような……
そんな気がしてきたんです。
で、いまの結論。
きっと子育て本でビジネス書見たく極論を言ってしまうと
お母さんたちはすぐに引いてしまう。
なので、お母さんたちがより興味をもつような
「なにか新しい価値」をおもしろく言うことが大事、なんだと。
それでいて「良いこと書いてありそう」という雰囲気も醸し出せるように・・・。
「新しい」×「良いこと書いてありそう」×「ためになる」
の3重の掛け算なのかな、と感じました。
このかけ算のピースを揃えて、
はじめて勝負できる「子育て本」が完成する。
そう思って、またひたむきに向き合いたいと思います。