SIRISIRI’s diary 大人の読書感想文。

一応出版関係の仕事をしているので徒然なるままに本を読んだり、なんかしたりしたことをゆる~く書いてまいります。

徒然なるまま感想文42『必要なのはコスメではなくテクニック』

こんにちは、SIRISIRIです。

 

今回は、「完全女性向け」のある書籍を取り上げたいと思います。

 

書店さんでは展開かなりされていて、かなり目にはついていたのですが、

いかんせん自分とは縁遠い本なので、「読む」まではいたっておりませんでした。

 

しかし、私、女性向けの本をつくることになり、

「女性向け書籍の構成はどうなっているんだろう?」

「どんな刺さるつくりにしているんだろう?」

ということを勉強したく、決心して今回の本を手に取りました。

「へ~」「そうなの!?」というところがたくさんあり、

大変勉強になった1冊です。

 

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『必要なのはコスメではなくテクニック』

(長井かおりさん、ダイヤモンド社さん)

 

白が映える、すごく素敵な装丁だと思います!

メイク本はどうしても「ピンク」や「」など

派手な色が多いと思っていたのですが、

本書は白を基調として、写真もあいまって「大人女子」感が非常に出ている、

好感のもてる装丁になっていると感じました。

 

また、タイトルもいいですよね。

「必要なのはコスメではなくテクニック」。

まさに、この一言に本書は尽きると思います。

 

お金をかけなくても、

技を磨けば誰でも「理想のメイク」は手に入る。

それを端的に表したタイトルだと思います。

 

また、サブタイトルに「周囲がざわつく自分になる」とついていることで、

「この本を読んだらどうなれるのか?」

ということもわかります。

 

 さて、肝心の中身はというと・・・

まず、本書では「理想のメイクとはどのようなものか?」が定義されていました。

それは、「”メイクをしている感”のないメイク」とのこと。

どれだけナチュラルに見せられるかで、人の印象は大きく変わるとのことでした。

 

出てくる道具の名前が6~7割くらいわからず、

読んでいて「?」の部分も多々あったことはあったのですが、

それはひとえに私が男のゆえ。

おそらく、女性の方であれば、すらすら読めて情景も目に浮かび、

「なるほど~」となるんだろうな~、と思っております。

 

「必要なものを必要なところに、たっぷり塗る」

「ローションは値段より、ジャブジャブ使えるもの」

「目を大きくするのはまつげだけ」

等、男の私でも「へえー」という部分がたくさんありました。

 

それに、巻末の「袋とじ付録」

この工夫がすばらしいと思いました!

 

付録として付けているだけでなく、

なぜ「袋とじ」なのか――

この理由を知ったとき、「なるほそ!そういうことか!」と思いましたし、

自分の企画でも「付録案」はあったので、より一層チカラを入れねば、

と発奮させられました!

 

大変分かりやすい文章でしたし、

「やるべきこと」が明確に書かれていて、

すぐ行動に移せる本です。

 

ぜひ、興味を持たれた方はお読みになってはいかがでしょうか。

 

 

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