徒然なるまま感想文18『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』
こんばんは、SIRISIRIです。
今日から訳あって、実家のある大阪に帰っておりまして、更新がいつものようにパソコンでできない状況でして、、、
不慣れなスマホ打ちのため、誤字等あればお許しくださいませ。。
さて、4月の後半くらいに書店で見かけて、
「ほしい!」と思い即買いした本があります。
なかなか、企画の資料として別の書籍を読み込んだりしていたので読めていなかったのですが、
本日読了しましたので、今日はその本を取り上げたいと思います!
『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』
(森岡毅さん、KADOKAWAさん)
森岡毅さんといえば、業績不振だったUSJをV字回復させてすごいマーケター。
以前のブログに、森岡さんが最初に書かれた
『なぜUSJのジェットコースターは後ろ向きに走ったのか?』
が、自分の中ではビジネス書1位本だということを書きました。
あまりに前著が衝撃的すぎてファンになってしまい、書店で今回の2冊目を見かけたもんですから即買いしたわけです。
で、本日読了したのですが、
率直に言って今回も凄すぎます。
前の本と比べると、前著のほうが圧倒的に一般向けというか、専門的な要素は省かれていて読みやすいとは思うのですが、
それだけ今回はマーケティング要素が濃くて、
本当に濃密な本でした!
森岡さんの筆力というんでしょうか、
本当、野獣みたい
だな、と思いましたね!
編集者なので、所属は編集部。
マーケティング部の所属ではありません。
でも、企画を考える際、そして本を作ってプロモーションをかけていくときには
マーケティング的な考え方をしなければいけなくて、
そこは自分の弱みだと思ってましたので、
森岡さんのファンであるということを差し引いても、
いまこのタイミングでこの本に出会えて良かったなと率直に感じました。
そもそもマーケターとは、マーケティング部に所属している人たちだけを指しているわけではありません。
マーケティングができる人がマーケターなのだ、と本書では定義されてます。
そして、日本にはマーケターがなかなか育っていないらしく、マーケティングの重要性もまだまだ認知され切れていないそうです。
ただ、わたくしが読んだ感想を申しますと、
マーケティングほど編集者にとって心強い武器はない
こう思うのです。
それは主に2つ、
・企画立て
・売り伸ばし
のときに味方になってくれそうです。
この本では、マーケティングを知らない人でも、その重要性がわかって学びのきっかけになるように、と設定されているので、そこまで専門的には書かれていないのですが、
主に
・戦略的に考えるとは?を知る
・マーケティング・フレーム思考を身につける
ことが目的にされています。
目的と目標の違い
戦略と戦術の違い
この後に、より専門的な「数学マーケティング」の本も出るとのことなので、
そちらも楽しみに待ちたいと思います!
読み応えたっぷりな一冊です!!