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SIRISIRI’s diary 大人の読書感想文。

一応出版関係の仕事をしているので徒然なるままに本を読んだり、なんかしたりしたことをゆる~く書いてまいります。

徒然なるまま感想文12『超一流の雑談力』

昨日に引き続き、本日2度目の更新です。

 

今回は「雑談」本、というか

最近読んだ「コミュニケーション」本を取り上げたいと思います。

 

結構電車広告とかやってたので、

みなさんもよく知っている本かもしれません。

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『超一流の雑談力』

(安田正さん、文響社さん)

 

写真では、「10万部突破!」となっていますが、

わたくしが買った本では

「30万部突破!」となっています。

すごいですね!こんなに売れているなんて(うらやましい。。)

 

この著者さん、数々のベストセラーを書かれていて、

かなり毛色が違うので「そうだったんだ!」と思ったのですが、

『英語は「インド式」で学べ!』ダイヤモンド社さん)の著者さんでもあります。

 

数あるコミュニケーション本のなかでも

なぜこの本がとりわけ売れているのか――

今日は少しそこを考えたいと思います。

 

自分も企画者として、よくコミュニケーション本の企画を考えるのですが、

一口で言ってしまえば「難しい」。

なぜなら、コミュニケーションと何をかけ算すれば、その本にしかない特徴になるのか出しづらいし、

著者さんも

「話し方コンサルタント」「コミュニケーション指導者」の方々は

本当にたくさんいるので、

正直オンリーワン要素を見つけるのが非常に難しいんです。

 

で、この本はというと、

「雑談力」というのにまず焦点を絞っています。

会話云々というよりも、雑談に困った経験のほうが、たしかに身近ですし、

多い気もします。

「ここでなにか話を振れたら」とか「会話が続かない」といった経験は誰にでもあるもの。

そこをうまく拾ってあげている気がします。

 

けれど、単に「雑談」だけの本ならこれまでにもたくさん出版されています。

では、この本にしかない強みは何なのか――

それが「超一流」というフレーズではないでしょうか。

「超一流」と「雑談力」のかけ算。

シンプルなのに、いままでなかったかけ算。

ここを見いだせたからこそ、これだけの大ヒット本になったのだと思います。

「超一流の雑談力」、シンプルでわかりやすいうえに、気になりますよね!

 

この本がきっかけで、

最近多くの本に

「超一流」や「一流の」といったタイトルがつけられている気がします。

書店にいったとき、少し気にしてみてください。

本当に「超一流」ばかりですので。

 

中身はわりとオーソドックスかな、と思っただけに

タイトリングのうまさが際立っていると感じた作品。

再現性も高いと思いますので

気になった方はご一読してみるのをオススメします!