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SIRISIRI’s diary 大人の読書感想文。

一応出版関係の仕事をしているので徒然なるままに本を読んだり、なんかしたりしたことをゆる~く書いてまいります。

徒然なるまま感想文48『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』

こんにちは、SIRISIRIです。

 

じつは、昨年末から昨日まで、ずっと「ある本」をつくっておりまして…

(昨月更新したときに書きました「睡眠本」です)

 

その間、本もあいかわらず読んでおりましたが

なかなか更新できておりませんでした。

自戒の念もこめて、

今日からまた、仕切り直したいと思います!

 

で、どんな本を読んでいたのかというと、

・ここ最近のベストセラーや売れ筋(おもにビジネス書)

・翻訳もの

・新刊

などがほとんどでして、

今日はそのなかから「読みたてほやほや」のある書籍をご紹介したいと思います。

 

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『不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち』

(五百田達成さん著、ディスカバー21さん)

 

『察しない男 説明しない女』シリーズで累計30万部以上のベストセラー作家さんによる、新刊の心理コミュニケーション本。

 

今回は、なんと、人を「きょうだい」で分類して考察する、という内容になっています。

 

よく、

「あなたって一人っ子っぽいよね~」とか、

「末っ子ぽい!!」とかって言われたり、聞いたことありますよね。

 

こんな、あるあるのフレーズをきっかけに

本気で人をきょうだい別にカテゴライズしてみて

それぞれの特徴を分析し、

さらにそういった人たちとどうコミュニケーションをとればうまくいくのか、

が書かれている本になります。

 

本書では、4つのきょうだいに読者さんをカテゴライズしています。

長子タイプ(一番上の子)

末っ子タイプ(一番下の子)

中間子タイプ(上にも下にもきょうだいがいる子)

一人っ子タイプ

 

で、まず気づかされたのが、人は生まれたとき、

かならず最初は「長子」か「末っ子」にしかならない、

ということ。

 

初めての子どもなら、その瞬間「長子」になるわけだし、

先にきょうだいがいれば、生まれた瞬間は「末っ子」なのです。

考えてみれば当たり前といえますが、

ここから、大ざっぱに考えると、

「長子タイプ」と「一人っ子タイプ」、「末っ子タイプ」と「中間子タイプ」

はじつは性格が重なる点が多いという考察は納得出来ました!

 

いちばん心にのこったフレーズとしては、

「中間子タイプ」とうまく付き合うための一言での一文。

 

中間子タイプは、上と下にそれぞれきょうだいがいるため、

つねに誰かの顔色をうかがって育ってきた性質が強く、

そのため非常に複雑な性格の持ち主であることが多いのだとか。

そんな中間子タイプの子を飲み会等に誘うとき、

有効なのが「みんな来るよ」という一言。

 

この一言を付け加えることで、

「みんな来るなら私も・・・」と自分の中でのハードルを下げやすいとのことでした。

 

とくに、

「すぐに参加を表明したら、暇だと思われるんじゃないか」

という中間子タイプの心の揺れ具合は言い得て妙だと感じました。

 

この本をつうじて感じた事として、

「読者への配慮」もありました。

細かなことかもしれませんが、

「兄弟」「姉妹」といった漢字は一切登場せず、

すべて「きょうだい」で統一されていました。

(男女差についても、本文中では少し触れられています)

 

少しでも「自分事でない」と感じるポイントはなくそうという、

製作側の心遣いも感じられ、

ここは私も見習わなくては!と素直に思った次第です。

 

自分の性格を確認するのもおもしろいと思いますし、

周りの人とうまくコミュニケーションをとるための作戦をねるヒントにもなると思いますので、気になった方はぜひぜひお読みいただければ、と思います!