徒然なるまま感想文43『毎朝10回の「深い呼吸」で体が変わる』
こんにちは、SIRISIRIです。
『脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』をつくっていたとき、
勉強のためにと様々な健康書を読みあさっておりました。
ベストセラーからジャンルが近いものまで読みまして、
「どの本にも負けない!」という気概で作り、
おかげさまでご好評をいただいて版を重ねております。
配本後は読む機会が減っていたのですが、
ふらっと入った書店さんで「『神経クリーニング』どこかな?」と探していたところ、
『神経クリーニング』の横に置いてあった本が気になったので、手に取ってみました。
テーマは「呼吸×健康」。
優しい感じの装丁で、どんなことが書いてあるのかワクワクしながら
読み始めました。
『毎朝10回の「深い呼吸」で体が変わる』
(藤麻美子さん著、文響社さん)
著者さんは元々高校の教員を務めておられ、
ご自身が遭われた事故がきっかけとなって「呼吸法」と出合い、
その後教員をやめてオリジナルの呼吸法を広められているそうです。
装丁、かわいいですよね。
また、タイトルにある「体が変わる」という言葉もいいな、と思いました。
(よく、「病気にならない」「健康になる」「が治る」といった言葉が健康書には散文しているイメージで、「体が変わる」はありそうでなかった気がします)
で中身は、というと・・・・・・
呼吸を深くすることで、
どんなプラス効果があるのかが科学的に解説されていて、
その後実際のメソッドに入っていく、という流れの構成でした。
最近、本を読むとき、この構成をより意識するようにしているのですが、
この本に関しては、
①呼吸がどんなに大事か
↓
②呼吸を深くして体が変わった実例
↓
③メソッド(ハウツー)
↓
④呼吸で人生が変わる
というかなりオーソドックスな流れのように感じました。
また、「呼吸が大事」というのはいろんな方がいわれていて、
正直そんなに目新しい情報ではなかったのですが、
この本では、脳波(アルファ波とベータ波)に注目している点が
やや新しいか、と。
メソッドに関しては、「息を深く吸って吐く」ということなので
膨らますのもむずかしいかと思うのですが、
フラダンスの要素をかけあわせてオリジナリティを出していました
(やるかどうかは別問題ですが)。
最近は呼吸の本でヒット本をあまりみない気がするので、
この本がどんな動きをするのか楽しみです。
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