徒然なるまま感想文37『GRIT やり抜く力』
こんにちは、SIRISIRIです。
『脳神経外科医が教える神経クリーニング』ですが、
このたび重版が決まりましたーー!!
おかげさまで多くの人に手に取っていただいているようで
本当に嬉しく思います。
もっともっと多くの人に届けられるよう、これからもがんばっていきますので
よろしくお願いいたします。
さて、先日とある本を一冊読んだので
取り上げたいと思います。
久しぶりのビジネス翻訳書になります。
私、海外の書籍のランキング(アメリカやドイツなど)もチェックしているのですが、
今回取り上げる翻訳書の原書はアメリカでずっとベストセラーにランクインしているものになります。
私自身、気になっていた本書、
先月くらいに翻訳が出たということで早速読んでみました。
『GRIT やり抜く力』
(アンジェラ・ダックワースさん著、神崎朗子さん訳、ダイヤモンド社さん)
まず、「面構え」がいいですよね。
装丁がすごく格好良くて、ビジネス書が好きな方に受けるカバーだと思います。
原書のタイトルも「GRIT」でして
こんな感じの表紙です↓↓
「GRIT」が何の意味かはわからないものの、
何かしら「秘めている」ような感じがしますよね、
それも仕事に役に立ちそうな・・・
それを最大限活かした良いタイトルだと思いました。
中身ですが、
三部構成になっていまして
①「GRIT」とは何なのか
②「GRIT」を内側から伸ばす法法(自分で鍛える)
③「GRIT」を外側から伸ばす法法(環境を変える、人の「GRIT」を鍛える)
という流れで進んでいきます。
で、肝心の「GRIT」とは
ずばり「やり抜く力」のことでして、
オリンピックで何個も金メダルを取ったり、
ビジネスの世界で果てしない成功を収めたり、
研究者として歴史に名を残すような発見をした
「メガ成功者」たちは「才能」が優れていたのではなく、
じつはこの「やり抜く力」が優れていた、
ということが最初に書かれています。
(「メガ成功者」という言葉も良いですよね~)
そう、成功とは「才能」で決まるものではなく、
「やり抜く力」でたぐり寄せるもの。
そしてこのスキルは努力で伸ばすことが出来る!
これが本書のおおまかな主張でしょうか。
図版も適度に入っていて、
「才能×努力=スキル、 スキル×努力=達成」
といったところは非常に納得しました。
また、子どもや部下の「やり抜く力」を伸ばす言葉がけなど、
かなり具体的なことがたくさん書かれている印象です。
なにより、訳が非常にわかりやすい!というところも嬉しいポイントですね!
読みやすく、かつ納得感があり、非常に読み応えのある本だと思いますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
☆『脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』
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