徒然なるまま感想文35『脳はバカ、腸はかしこい』
『脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング』
が配本となったのですが、
じつは同時進行的につくり始めた書籍があります。
それは「腸」の本。
「腸本」をつくるためにたくさんの関連書籍を読んでいるのですが、
今回はそんななかでも読んだばかりの
「読みたてほやほや」腸本をご紹介したいと思います。
日本における「腸本」の位置づけについても考察してみたいと思いますので、お付き合いを~。
『脳はバカ、腸はかしこい』
(藤田紘一郎さん、三五館さん)
腸業界では超有名な藤田先生(何冊も出版されています)
のこの本。
もうタイトルが強烈ですよね笑。
けれどこのタイトルが示すように、
「腸のほうが脳よりかしこい。
体を動かしているのは、脳ではなく腸だった」
ということが語られています。
この主張は藤田先生のどの本でも徹底していて、
実際「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンは
9割ほど腸に存在していて、残りの1割だけが脳にあるんですね。
また、脳の欲求に従って食事を続けると
糖を取り過ぎて糖尿病や高血圧になる危険性大ですが、
腸の声に従えば、本来の体のままでいられるとのことです。
こんな内容が、先生の体験談を数多く取り入れながら
語られているのが本書になります。
前半~中盤にかけては読みやすいのですが、
後半は専門用語がかなり出てきて、正直読むのに苦労しました。
この傾向はどの腸本にもいえることで、
腸は体の中で大変重要な役割をしているゆえに
難しい医学用語なんかがわりと本では出てきて、
それが「読みにくさ」につながっている印象を受けます。
なので、海外では「腸本」といえばかなり大ヒットした本もあるのですが、日本ではなぜか売れにくいジャンルなんですね。。
ベストセラーがたくさんある「健康書」というジャンルですが
じつは腸のベストセラーって日本ではあまりないんです!
これらを踏まえて、今作っている腸本は
・とにかく簡単
・意図してふざける
・とにかくおもしろい
をテーマにしてつくっております。
その手ごたえはというと・・・
これが今までにない腸本になりそうで
非常にワクワクしております!
今までにない腸本というのは、
「意図してふざける」部分だけでなく、
腸の捉え方、腸の整え方
が斬新なんです!
きっと世の中にいろんな「新しい」を提供できると思いますので
ぜひご期待いただければ、と思います!
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