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SIRISIRI’s diary 大人の読書感想文。

一応出版関係の仕事をしているので徒然なるままに本を読んだり、なんかしたりしたことをゆる~く書いてまいります。

徒然なるまま感想文31『成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』

梅雨っぽかった空もだんだんと晴れてきました。

「梅雨の雨ほど、部屋で読書な時期はないな~」

と思っていたのですが

よくよく考えると年中こんなことばかり考えていることに気づきました。

 

「冬は寒いから部屋の中で読書」

「こたつに入って読書」

「春は花粉がキツイから部屋で読書」

「夏は暑いから部屋で読書」・・・・・・

などなど、どのタイミングでも「内向型人間」のわたくしは

理由を見つけては本を読んでいるようです(反省)。

 

で、先ほどとあるスーパーに行ってきまして

そのとき、「あ、そういえばこのスーパーの本、読んだことあるぞ」

と思い出しました。

記憶をたどっていくと、

たしか本棚のあのあたりにあったような……

あ!あった、あった!この本だ!

と見つけて懐かしい気持ちになりました。

ただ、自分が「大事だな」と思ってしるしをつけた箇所を

改めて読み返してみると、

「いまの自分にとって、もっともっと大事だな」と思える言葉がありましたので

今回はそれを中心に書いていきたいと思います。 

 

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成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?』

(上阪徹さん、あさ出版さん)

 

そう、わたくしが行ったスーパーとは成城石井

関西出身のわたくしにとって、就職して東京にくるまでは

成城石井」のことは知りませんでしたが、

一目見て「ちょっと高そうだな~」と思っていました。

実際お値段も少し高めで、

「良い商品をきちんとした値段で売っているきちんとしたお店」という

イメージを持っていました。

(「高い」ではなく「きちんとした値段でいい商品を売っている」

というのもじつは戦略だということを本を読んで知りました。

「良い商品が買える」というイメージに良転換できているのだと思います)

 

そんなとき、書店でこの本を見かけ、

「たしかに、なんで安くないのにあんなにもたくさん人がいるんだろう?」

と疑問心をくすぐられたので買った記憶があります。

 

著者の上阪さんは超有名なブックライターさんで、

これまでにもたくさんの本を書かれています。

この本を読むと、序盤に書かれているのですが

上阪さんも「成城石井の秘密」を知るまでは

「なぜ安くないお店に人が集まるのか?」

が不思議でしょうがなかったそうです。

 

そんな成城石井の戦略が本書では詳しく、そしてわかりやすく書かれているのですが、

今日の本題はこの本から学んだ、「企画立ての際に大事なこと」について。

成城石井の秘密が気になる方は、ぜひ本書をチェックして、

そして実際にお店に行ってみてください!

きっとその戦略のすごさを感じられるはずです。

また、本としてもマーケティング的なことも学べる内容になっているので、

仕事の役にも立つ一冊です)

 

この本の一節にこんなことが書かれていました。

 

「トレンドは大きな世界の流れを見ながら読んでいるという。

しかし、消費者が潜在的に”こういうものが欲しいなぁ”と思っているくらいでは、

ちょっと早すぎる。これでは、一歩先だという。

そうではなくて、半歩先くらいがちょうどいいというのだ」

 

この「半歩先」という感覚、編集者としてもとても大切だな、と感じました。

 

「読んでみたい!」と思ってもらえ、そして本が売れるためには

「解決するテーマが潜在的かつ大きいもの」

そして「その悩みを解決する手法であったりアイデア・着眼点が新しいこと」

という利便性(ナンバーワン)と独創性(オンリーワン)を兼ね備えていることが

望まれます。

オンリーワンの部分に「おもしろそう!」と感じていただけると思っているのですが、

はたして「なにが新しいのか」ということを考えた際、

あまりにとっぴょうしなさすぎると

読者のみなさまと本との間に橋がかからないまま終わってしまうのです。

 

「そこにはなかなか目がいかなかったけれど言われてみればそうかも」

という気持ちになってもらうには、「半歩先」でなければいけないのです。

 

半歩先のアイデア―ー

いうなれば現実感をともなった、再現性もありそうで

不可能には思えない新しい価値――

こんなふうに言い換えられるかもしれません。

 

この本を読んだのは

おそらく2年前くらいだと思うのですが、

先ほどの箇所に付箋が貼られ、

マーカーが引かれていました。

 

きっと編集者になりたてのわたくしにとって

すごく大事な言葉として響いたのだと思います!

 

懐かしくもあり、

そして「そうだった!」という改めての発見もあったため、

備忘録的に今回は書かせていただきました!

 

 

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