平日は「お悩み解決本」、休日は「願望達成本」
本日2回目の更新でございます。
今日から、『毎日定時』配本後初となる平日ステージが始まります。
おそらく書店さんに本格的に並び始めるのは、
今日からじゃないかなと思いますので、
ぜひぜひよろしくお願いいたします!!
週末2日間の数字が健闘してくれた『毎日定時』ですが、
この本、よくよく考えてみると、
タイミングによって違う「嬉しい」が見え隠れする本だな~
と感じましたので、
今回は「2つの嬉しい」について書いていきたいと思います。
・結局、どんな本が売れるの?
とまあ、永遠のテーマである
「売れる本はなにが違うのか?」を考えることになるのですが、
みなさんはどんな本なら「買いたい!」と思いますか?
きっと、
「おもしろい本」「ためになる本」
という人も多いのではないでしょうか?
編集者として書籍の企画を考えるとき、
わたくしも
「おもしろい本を作りたい!」
「ためになったと思われる本をつくりたい!」
と常々考えております。
実際これまで手掛けた本で一番売れた本には、
ある編集者さんから
「”おもしろくてためになる本”というのはいつも作ろうと考えていたけど、
”笑えてためになる本”は考えたことがなかった!」
という、最高に嬉しい褒め言葉を頂戴しました。
ただ、企画を考える段階では、
「おもしろい本」だと断言するのはなかなか難しいのでは、
と感じております。
というのも、やっぱりおもしろいかどうかは
原稿を見てみないとわからないからです(こと単行本にかんしては)。
とくに、ビジネス・自己啓発、実用系の単行本となると、
どうしても企画を立てるときには
・どんなふうに役に立つのか?
の1点突破でわりと考えます。そのほうが、「確実」だからです。
(「おもしろい」がメソッドで出ていればベスト)
で、この「役に立つ」というベクトルも大まかに2つありまして
①悩みを解決してくれるから、役に立つ
②願望を叶えてくれるから、役に立つ
という2つの方向性があるように感じています。
①=ネガティブを打ち消してくれる本
②=ポジティブを実現してくれる本
というイメージですかね。
で、今回の『毎日定時』に関して言うと、
平日と週末(休日)で打ち出される「嬉しい」が変わってくるのでは、
とふと感じました。
具体的には、
平日は①、休日は②の「嬉しい」を実現してくれる本に
変身するのです。
どういうことかと言いますと、
たとえば平日であれば
夜仕事がいつもより少し遅くなった人が書店でこの本を見かけたら、
「この状況を解決してくれるのかな」
「早く帰れるようになるのかな」
「早く帰れるのに、評価も上げられるのかな」
という感じで自分事になれそうです。
もちろん、そんなに遅く帰るのが常でない人でも、
「早く帰りたい!」という気持ちは誰にでもあるかと思いますので
「平日書店に来たビジネスパーソンの悩みを解決してくれる本!」
と幅広い方には映るのではないでしょうか?
また、休日中に書店によった人なら、
「この休み期間中のようなリラックスできる時間を、
平日に持てたら最高だろうな~」
と「平日にも休みの日のようなひとときを取り入れられる、うれしい本!」
というふうに目に映ることも考えられます。
平日と休日で見え方が変わってくる、
いうなれば平日と休日で「強み」「アピールポイント」が変わることも
期待できるのです!
ですので、
休日の数字はひとまず置いて、
平日これからの数字を楽しみに待ちたいと思います!!
「絶対役に立つ!」本だと思っておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
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