徒然なるまま感想文27『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』
本日2回目の更新でございます。
昨日配本となりました、
『毎日定時』ですが、
おかげさまで良いスタートを切れたようです!
本当にありがとうございます!!
配本後とはなりましたが、
今日は読みたてホヤホヤの「時間術」本を、
『毎日定時』と比較しながらご紹介したいと思います!
『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』
(中島聡さん、文響社さん)
この本、ちょうど昨日買いまして
今朝読み終えました。
カバーの「スピーーーーーーーード」、いいですよね!
カバー、超素敵だと思います!!!
なぜこの本を『毎日定時』配本後にもかかわらず購入したかといいますと、
いま現在「時間術」分野で1番動いている本であり、
新刊の『毎日定時』はこの本の近辺に置かれることが予測されたからです。
『毎日定時』のライバル研究、といった感じですかね。
で、この本の著者・中島さんですが、
まず経歴がすごい!!
あの、Windows95の開発にメインで携わった方でして、
なんと、みなさん当たり前に使われている「左クリック」「ダブルクリック」を生み出した方なのです!!
そんな方が、
・アメリカのマイクロソフトでどのようにタイムマネジメントして働いていたのか?
・その後、独立したあとはどんな時間の使い方をしたのか?
・その時間術のルーツとは?
といったことを書いておられまして、
かなりエピソード満載、著者さんのバックグラウンド満載の本といえます。
その分、メソッドとしては若干薄いようにも感じましたが、
それは「単純」ということの裏返しなのかもしれません。
この本でメソッドとして書かれているのは、
「ロケットスタート時間術」なる方法です。
これは要するに、
10時間分のタスクがあったのなら、最初の2割(この場合2時間)でタスクを8割終わらせる、というやり方です。
「ラストスパートに頼るな!」
「ラストスパートをかけるから、
間に合わなかったり、ミスが生じて失敗したりするんだ!」
ということから、この時間術を駆使されているようです。
この最初の2割分の時間にとにかく全力を尽くすこと、本書では
「ドラゴンボール」を引き合いに出して「20倍界王拳」と例えられていました。
こんな感じで適宜例えを入れてくれているので、非常に読みやすいです。
(ただ、この「20倍界王拳」発動中は徹夜OK!という点は、あまりに無茶では?と思いました。精神論も結構あって、ここは『毎日定時』と大きく異なります)
この、「ラストスパートに頼らない」は
『毎日定時』とも共通するところでして、
「ラストスパートに頼らなくてもいいように、日々コツコツ積み重ねられる技術」が『毎日定時』では「セイゲン術」として紹介されています。
ただ、『毎日定時』は「コツコツ重視」ですので、
「ラストスパート」同様「スタートダッシュ」も良しとしてなく(疲れてしまうので)
この点は『毎日定時』と大きく違うところかな、と思いました。
ただ、ほかにも
・「時間術は自分のやりたいことをやるためのものだ」
・「朝こそ、重宝すべき時間」
といった共通項もありました。
共通点もあった分だけ、
「『毎日定時』も負けてないぞ!」
と本気で思いました!!
割と精神論が多めの本ではありましたが、
マイクロソフトですごい仕事をしてきた人の仕事術という点では、
どんなふうにタスクを進められていたのかということがわかってよかったです。
実践できる自信はなかなかありませんが、
とにかくいま1番売れている本書。
なんとかこの本に負けないように、
『毎日定時』頑張ります!
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