徒然なるまま感想文25『「時間がない」から、なんでもできる!』
こんにちは、SIRISIRIです。
本日は、『毎日定時~』中に読んだ『時間術』本を1冊ご紹介したいと思います!
先日取り上げました
『あなたの1日は27時間になる。』はメソッドフルな「the 時間術本」でしたが、
今回はメソッドよりも「感情」を揺さぶる力が強い1冊を取り上げたいと思います!
『「時間がない」から、なんでもできる!』
(吉田穂波さん、サンマーク出版さん)
これまでにもいろいろ時間術本を読んできましたら、
この本はタイトル通り、時間がない人の背中を押してくれる1冊です!
帯にも書いてありますが、
著者の吉田さんは
日本でドクターをされていました。
3人の子育てと仕事を両立するだけでも大変なのに、
自分の目標を達成するため、アメリカに留学することを決意します。
なんとかいろいろ「時間が無いなか」で工面して留学を果たしたのですが、
アメリカで待っていたのは「もっと時間が無い」毎日だったのです――
と、簡単にあらすじをまとめるとこんな感じでしょうか。
「具体的にこうしなさい」的なメソッドの話よりも、
やはりご自身が経験されてきたことを書かれているので、
背景を思い浮かべながら読むことができ、
「背中を押してくれる時間術本」でした!
この本からは「感情を動かす」という部分を学ぶことができました。
「時間術本」というと、ともすればメソッドの部分を重視しすぎて、
冷たいとはいわないまでも、やはりどこか無機質な印象を受けることもしばしばです。
しかし、本というのは
心を温かくするのも大事な役割だと思います。
そういう意味では、
初めてこの本を読んだとき、
「ほかとはちがう時間術本だ!」
と思いました。
何かやり方を教えてくれるわけではないけれど、
とにかく前に進む勇気をくれる1冊です。