『毎日定時』裏話?的なはなし 前編
こんにちは、SIRISIRIです。
金曜日に、
『毎日定時で帰っても給料が上がる
時間のつかい方をお金のプロに聞いてみた!』の見本が届いたことを書きました。
毎日定時で帰っても給料が上がる時間のつかい方をお金のプロに聞いてみた! : 井ノ上陽一 : 本 : Amazon
配本が来週6月17日(金)に迫ってまいりましたので、
今日は「裏話?てきなはなし」と題しまして、
制作秘話的なものを書きたいと思います!
◎『毎日定時』つくったきっかけは?
まず、今回の企画がスタートした背景ですが、
編集者というお仕事は「待ちの時間」が結構ありまして、
・著者さんからの原稿待ち
・デザイナーさんからのラフ案待ち
・校正者さんのチェック待ち
… など、自分で進めようにも、ほかの人から戻ってこないとなかなか進められない場面が多々あります。
さらに企画が重なっていたりすることもあるので、帰る時間は遅くなりがち・・・
よくドラマやマンガなんかで、雑誌の記者さんが真夜中に会社や家を飛び出して取材に急行!
なんていう場面をイメージするからか、
「毎日不規則なのでは?」
「超絶いそがしいのでは?」と聞かれます。
そこまででは全然ないにしても、確かに定時に帰れたことはなかったので、
「定時に帰れる方法を知りたい」という個人的な気持ちがありました。
さらに、一応会社員なので、お給料をもらう立場。
もらえる額が多ければそれに越したことはない、
そんな気持ちもありました。
ただ、「定時に帰る」というのは
会社員にとっては非常にリスキーでして、
「周りの目が気になる」(あいつ早く帰りやがって、的な)という人も多いのではないでしょうか?
てことは、お金が増えつつ、早く帰れれば
「うれしい」×「うれしい」を実現できることになる。
「定時で帰る」×「お金が増える」
そんなことを実現できないか、と思ってこの企画を立てたのです。
◎著者さん、どうする?
というわけで、今回は企画内容から先に考えました。
よく、「企画は内容から考えるのですか?それともおもしろそうな人を見つけて、そのパーソナリティから企画を考えていくのですか?」ということを聞かれるのですが、
今回は企画先行型。
「お金の悩み」と「時間の悩み」を両方解決してくれる著者さんを探さなければいけません。
こんな都合のいい願望を解決してくれる人はいるのだろうか・・・?
と思いながら探していると、お一人、ブログから発見しました!
それが今回の著者さん、井ノ上さんになります。
税理士さん=お金のプロ
という点では、「お金の悩み」を解決していただけます。
さらに、「時間の悩み」という点でも、
井ノ上さんご自身、タイムマネジメントをかなり重視されていて、
クライアントさんの「お金の悩み」を時間の使い方で解決してきたとのこと!
いわば、「時間の使い方でお金の問題を解決してきた」税理士さんなのです!
「これは一度お会いしたい!」と思ってコンタクトを取り、お話を聞いた上でご一緒することになりました。
その際のお話のなかで、
「時間はお金より大事」とおっしゃっていたのが、
「税理士さん=お金を重視されている」
というイメージがあったわたくしに強烈に残りまして、
「この人しかいない!」と企画をお願いしました。
ここで、一応企画のスタート地点に立てたわけですが、その後はどんなふうに進んだのでしょうか?
ここから先、完成までの話は中・後編で書きたいと思います!