SIRISIRI’s diary 大人の読書感想文。

一応出版関係の仕事をしているので徒然なるままに本を読んだり、なんかしたりしたことをゆる~く書いてまいります。

徒然なるまま感想文13『お金を整える』

なんと!!今日の更新でブログ継続2週間を突破できました!!!

「つづけられない」病を患っているのでは、と凹んでいたわたくしが

まさか2週間も続けられるとは・・・・・・

いま作っている本にも

「毎日とにかくスケジュールに組み込んで、決まった時間にするようにすれば

意外と続けられる」

と書かれています。

いま、まさにこの「スケジューリング術」のすごさを感じています。

 

で、この前チラ見せした書籍、

「時間」×「お金」の本。

まさにいま最終盤といった状況なんですが、

本日は、今話題の「お金」の関する本をご紹介したいと思います。

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『お金を整える』

(市居愛さん、サンマーク出版さん)

 

カバーの文字色がピンクで

なんとも目を引きそうな装丁ですが、

タイトルを見て、

「お金を整える」……?

と思われた方も多いのではないでしょうか?

 

「お金を”整える”ってどういうこと?」

「お金を”貯める”とか”稼ぐ”とかではなくて?」

 

「お金」に続く動詞を考えると、

「稼ぐ」「貯める」「引き出す」「使う」「やりくりする」「節約する」・・・・・・

等々が挙がると思いますが、

「整える」というワードはなかなか挙がってこないと思います。

 

ここが、この本が手に取られている大きなポイントではないでしょうか。

「お金を整える」というまったく新しい価値観――

「え、どういうこと、気になる」

この気持ちを、書店で芽生えさせることに成功したのだと思います。

あまり押しの強くない、ほどよい装丁のデザインも

その気持ちを後押ししていると思います。

 

新しい価値観を提供するということは、

大当たりの可能性がある反面、

今までになかったがゆえに全く響かず、

「よくわからない」と相手にされない可能性もあり、

なかなか綱渡りなことではないでしょうか。

それをうまくつなげたのが本書が売れた背景だと思います。

 

で、気になる中身ですが、

「お金を整える」とは――

 

・「お金の通り道」を整えると、お金はたまり出す。

・整えるべきお金の通り道は、

 財布、通帳、冷蔵庫、手帳、借金、お家、夫

 

この2点が強調されている本になります。

実際、このマネーコンサルタントの著者さんのもとで

「お金の通り道」を整えた実践者の具体例もかなり詳細に掲載されており、

「毎月3万円の貯金ができるようになった!」

「食費が年間18万円も減った!」

住宅ローンの総額を800万円も減らせた!」

などの声が紹介されています。

 

「お金を整える」ためのメソッドはどれも簡単なものばかり。

みなさんもぜひ、本書を読んで

「お金を整えて」みてはいかがでしょうか。

 

とくにわたくしは、

「財布の手前に1000円札を入れるとお金が逃げていく」

「小銭をきっちり払う人はたまる」

を実践しています!