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SIRISIRI’s diary 大人の読書感想文。

一応出版関係の仕事をしているので徒然なるままに本を読んだり、なんかしたりしたことをゆる~く書いてまいります。

徒然なるまま感想文10『USjのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』

ビジネス本

ブログが3日続くか分からない……

と心配していたわたくしですが、

なんと!読書感想文が今日で10回目を迎える!

ということで、

今日はいままで読んだ「ビジネス・自己啓発」分野での

自分のなかの第1位本をお届けしたいと思います!

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USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』

(森岡毅さん、KADOKAWAさん)

 

あまり本を読んでいて気持ちが前に乗り出すことが少ないのですが、

この本はめちゃくちゃおもしろくて、

結構ボリューミーなんですがすぐに読んでしまいました。

THE「おもしろくてためになる」本だと思います!

 

わたくし自身大阪出身で、USJにも何度も足を運んだ(50回以上)こともあると思うのですが、

どの場面もくっきり頭に思い浮かべながら読むことができ、

「あのアトラクションにはこんな秘密が隠されていたんだ!」

「お客さまを呼ぶために、森岡さんはこんなことを考えていたんだ」

「アイデアを実現するためには、こんな方法があったんだ!」

と目からウロコの連続(”こんな”連発ですみません)。

USJが舞台なので「再現性はどうなんだろう?」と思っていたのですが、

イデアを生み出しつづけなければいけない編集者にとっても

大事なことがたくさん書かれていました。

 

本のはじまりは、

「経営が難しくなったUSJをどう立ち直らせるのか」

という著者の悩むシーンから始まります。

そもそもUSJが経営難だったなんて知らなかったので、まずそこで面を食らいましたが、

逆境を乗り越える手段として著者が考え出した方法こそ、

ハリー・ポッターのゾーンをつくる」という、

周りの人からするととんでもない解決法でした。

なにせ誘致や工事費に必要な

400億円(だったと思います)もの莫大な費用をどこから捻出するのか・・・

そもそも経営の数字が厳しいというのに・・・

外部からきた著者に反対の声を上げる人も少なくありませんでしたが、

著者は「ハリー・ポッター」実現のためアイデアを続々と打ち出していきます。

お金をかけず、既存のものを少しアレンジすることで

お客さまに新しくて魅力あるコンテンツを提供できないか・・・

その思考のすえにたどり着いた答えこそ、

「ジェットコースターを後ろ向きに発車させる!」というものだったのです!

はたしてどうやってこのアイデアに行き着いたのか、

そしてどのようにして実現への道を進んでいったのか、

この本では熱くわかりやすく書かれています。

 

くくってしまえば「アイデア発想本」というジャンルになると思いますが、

単なる「アイデア本」ではなく、本当におもしろいです!

編集者としても「こんな本をつくりたい!」と思えた1冊、

超オススメします!