徒然なるまま感想文6『仕事の速い人が絶対やらない時間の使い方』
よくよく見てみると、昨日で1週間更新しつづけていたことになってました!
いや~、最初は「何とか三日坊主にだけはならないように」と思っていたのですが、
最初からスケジュールに組み込んでおくと、
案外続けられるもんですね。
で、「最初からスケジュールに組み込んでおくと……」なんてこと書きましたが、
これができるようになったのも、いま作っている時間術本の企画がスタートしてから。
そんなわけで今日は、「時間の使い方」に関する本を取り上げたいと思います。
『仕事の速い人が絶対やらない時間の使い方』
(理央周さん、日本実業出版社さん)
まずタイトルなのですが、
これは「○○な人がどんなことをやっていて、そこからなにを学べそうか?」
タイプのネーミングですね。
「仕事が速い人」と「絶対やらない」というのがポイントで、
どんな時間のつかいかたはまずいと思っているのか、知りたいですよね~。
「え~、なに、どんなことが書いてあるの?知りたい?」という
「知りたい欲求」を
エキセントリックで風変わりなタイトルではなく、
きちんとメリットが読者に伝わるようなタイトルでくすぶっているんだと思います。
で、内容はといいますと・・・・・・
これが結構当たり前というか、常識というか、
「そりゃそうやろ~」ってことが多いんですよね~。
文章はとてもお上手なので読みやすいのですが、
革新性・斬新さという点では△かな、というのが
正直な感想です。
「時間の使い方」なので、もっと「時間」に焦点を当てているのかと思ったのですが、
単純に「仕事の取り組み方」みたいな話が後半はほとんどだったと思います。
(そもそも仕事であれ、人間がするすべてのことは「時間」をつかっているので、「仕事をこうしなさい」ということは「時間はこういうふうに使いなさい」と言っているとも取れるのですが)
もっと、着地点をしっかり時間にしぼれていれば、
とは思うのですが、これがじつはかなり難しい。
自分がつくるときにも心がけていますが、
なかなか一筋縄ではいかないんですよね~。
作り手としてここをミスってしまうと
読み手としてはこう読めてしまう。
それを再認識できた本でもありました。
とはいえ売れている本書ですので
ぜひお手にとってみてはいかがでしょうか?
きっとシンプルでわかりやすい時間の使い方について知ることができると思います!