徒然なるまま感想文5『本当に頭がいい子の育て方』
みなさま、こんにちはー
SIRISIRIです。
今日は本の感想文を書きたいと思います。
それも今日読み終わった、できたてほやほやのものを。
『本当に頭がいい子の育て方』
最近はずっと集中して子育て本を読んでいるのですが、
この本からも気づきを得ましたので記しておかねば、、
・あまりにメソッドフルな子育て本は窮屈に感じてしまう
これがこの本を読んで、一番強く思ったことです。
そもそもこの本、387ページもありまして、
子育て本にしてはボリューミーすぎるような気もします。
中身的には、有名塾の代表さんである著者が、
「”頭がいい”とはなんなのか」
「本当に頭がいい子に育てるにはどうしたらいいのか」
を、塾に通っている子の様子を通じて
7つの力に分類しながら説いているつくりになっています。
ただ、良いことも書いているのですが、
メソッドフルなわりには
「現実的にはこんなにいっぱいできないよな~」
と思うものや、
「そりゃそうでしょ」という当然感のあるものが結構多い印象で、
それを本作りや構成立てのうまさでカバーしているような気がしました。
ここまで固められちゃうと、窮屈な感じがするな~
これが、正直な感想です。
子育て本だけでなく、本には「あそび」が大事。
笑ったり、なるほど~と共感してもらえたり、涙したり……
等々、メソッドの紹介だけでなく
感情を刺激しながら「読ませる部分」も大事なんだな~と思いました。
(とはいえ、この「あそび」が大事というのも本書に書かれています)
「こうしなさい!」「こんな方法がある!」「こうすれば絶対うまくいく!」
ではなく
「こうしたらこうなった。だから○○じゃないかなって思うんです」
ぐらいな感じで留まることも大事なのかも、
変に言い切らないほうがいいのかも、って思いました。
もちろん著者のキャラクターに左右されることも承知の上ですが、
本作り・本には「余裕」「あそび」が大事だと思った次第なのでした~。