徒然なるまま感想文3『子どもはみんな問題児。』
こんにちは~、SIRISIRIです。
今日で更新3日目!ということで、3日坊主タイ記録!(この表現合ってない気がする)
で、いま子育て本をつくっている中で
おととい、昨日と2日続けて育児本をご紹介してきました。
「子育て本は情に訴えかける部分を大事にしなければいけない」
「科学的エビデンスを振りかざすと、信頼性というよりも説教くさくなってしまい
共感を呼べなくなってしまう」
といったことを感じてきましたが、
そんな中、先週読んだなかではベストofベストな子育て本がありました。
著者の中川李枝子さんは、
なんと『ぐりとぐら』の作者さん。
あんな有名な絵本作家さんを子育て本の著者に見立てるなんて・・・
正直企画として「悔し~~!!」という気持ちもしましたが、
なんと中川さん、絵本作家という顔のほかにも保母さんというお顔ももっていたのです。
だから子どもと直接触れ合った機会は山ほどあり、
そこから感じたこと、絵本で大切にしたこと、絵本が子育てにどんないい影響を与えてくれるのか
などを優しい口調で、そっと教えてくれる本になっています。
本当に暖かい空気が本には溢れていて、
これこそまさに「いいこと聞いた」って気持ちにさせてくれる本なんだな~、と革新しました。
この「いいこと聞いた」って感じが子育て本にはあってほしい。
けっして説教くさくなく。
この本は中川さんにしか書けませんが、
けれど「やさしい、暖かい空気」「いいこと聞いた」ってことをずっと大事にして
本づくりを進めていきたいな~、とほっこり思っております。